『エアコン使用時エンスト』ということで預かりました。

まず現象確認の為、試運転します。

5分程走行すると信号待ちでストールしました。

その後もエアコンを入れて走るとよくエンストします！

燃料が濃くなる理由を探せば不調の原因がわかるはずです！

濃くなる理由・・・いろいろあるのでひとつずつつぶしていきましょう！

こちらはISCV(アイドル・スピード・コントロール・バルブ)です。

スロットルボディの汚れでエアが入らず燃料が濃くなるのは

よくあることなので、まず清掃します。

（結構これで直ることが多いので今回もこいつだな～と思いましたが）

次に点火系を点検するとこれだと！

デスビローターが腐食してます。

点火がうまくいかなければ当然アイドリングはばらつきますし、

点火が弱いと燃料も燃えきらないので濃くなります。

消耗品などは交換してみないと分からない所もあるので

交換しましょう！同時にデスビキャップ、プラグコードも交換します。

もう一度基本点検に戻ります。

パワーバランスで点検すると特に悪いところは見当たりません。

インジェクターも作動音有り。バキュームホースのつまりや

エアーフィルターなどOK

いよいよ行き詰まってきましたが、サージタンクについてる部品

（ガスフィルターというのですが）から、バキュームホースが

プレッシャーレギュレーターに繋がっています。

これだと思いホースを抜くと

ありえないぐらい燃料が吹いてきました。

ｵｫｫｰｰｰ!! w(ﾟﾛﾟ;w(ﾟﾛﾟ)w;ﾟﾛﾟ)w ｵｫｫｰｰｰ!!

こんな症状は初めて見ました！

これがサージタンクに流れて燃料が濃くなっていたんですね！

新品に交換して無事直りました＼（＾ ＾）／